木の上の図書室*HONTOKI
2020年7月に開催したワークショップの中で、大工の千葉さんと、参加者の皆さんとで作ったツリーハウスを、図書室として公開しています。
ご利用案内
ご予約をお願いします
木の上の図書室HONTOKIは、ツリーハウスの見学の他、本の貸し出しや、滞在して読書などを楽しむことも可能です。ご利用の際には、ご予約をお願いしています。
図書室は、「空と大地のヨガ」の敷地内にあります。図書室の管理人は、ヨガレッスンや暮らしの講座の運営なども行っており、常駐している訳ではないため、図書室ご利用の際は、事前連絡のご協力をお願い致します。
ご予約は、こちらのお問い合わせフォームからどうぞ。
※ご利用の際のご注意※
ウッドデッキやハシゴを利用するため、スニーカーのような、底が平らで安定している靴で、お越しください。
ツリーハウスは、設計上、絶対安全をお約束することが出来ません。
万が一、怪我をされた場合でも、責任は負えません。ハシゴの上り下りや、デッキでの滞在は、十分に、ご注意をお願い致します。
未成年の方は、最初に必ず、保護者の方と一緒にお越し頂き、ツリーハウスの環境や注意事項を、確認してもらってください。
冬期間(12月~3月)は、暖房費のご負担をお願い致します
図書室の利用料金は無料ですが、冬期間(12月~3月)のみ、暖房費として、お一人100円をお願いしています。
断熱機能を高く作ってはありますが、普段から人がいる空間ではないので、ツリーハウス内が温まるには時間がかかります。
なので、冬期間の図書室ご利用の際は、どうか、暖かい恰好でお越しくださいね!
HONTOKIの蔵書について
蔵書のひとつめは、「寄贈して頂いた本」です
寄贈して頂いた本は、「あなたの好きな本」。
それぞれの方が選んでくれた本は、とってもオススメの本だったり、子供の頃から大切にしてきた本だったり、原本を手元に置いておくために新しく買いなおしてまで寄贈してくれた本もあります。
そして、選んで頂いた大切な本には、「この本を次に手に取る人」へ向けたメッセージを付けてもらっています。
読書というのは、ひとりで行うものですが、このメッセージの存在が、人から人への橋渡しとなり、ただの本が、言葉のバトンとなります。
頂いた本に付けられたメッセージには、この本を選んだ人の、誠実さや優しさ、わくわくした興奮があふれていて、本を通じての、穏やかな人間関係が、ここ、木の上の図書室にあります。
「ひとりじゃない、繋がる読書」。HONTOKIの、ひとつめのテーマです。
蔵書のふたつめは、「パーマカルチャー(自給的暮らしのアイディア)」の本です。
パーマカルチャーとは、自給的暮らしのアイディアのこと。
自給的暮らしとは、「必要以上の技術や必要以上のモノから卒業し、自然の仕組み、自然の在り方をお手本とし、日々の暮らし方に応用していきましょう」というもので、それは、食べるものを自給しようということだけでなく、暮らし全般においてもいえることです。
自給的暮らしに役立つ本のジャンルは様々で、パーマカルチャーそのものや、社会の在り方を解説する本の他、野菜の作り方の本、発酵食品の作り方の本、電気の作り方の本など、DIY(自分で作る)の本などがあります。
これらの本は、市販で手に入らないものではありませんが、本屋さんの店頭には並んでいないことが多いです。購入する前に読んでみたいなと思う方は、ぜひ、HONTOKIへお越しください。
本というモノを手に取る読書も、わざわざ訪れなければならない図書室も、ちょっと不便で、スピードが遅く、今の時代の流行とは全く反対のものかもしれません。
それでも、木の上の図書室HONTOKIは、質感や体感を伴う場所でありたいし、一人ひとりの感じたことが、人からの評価も関係なく、速いペースで流されていくこともなく、ささやかだけど、大切に扱われる場所でありたいと思っています。
小さなスペースで蔵書も少なくて、めったに開館していない、不便な図書室ですが、共感していただける方に遊びに来て頂けたら嬉しいです。
図書室に入る本の紹介や、図書室のイベントについては、「空と大地のヨガ」のInstagramで、ご報告しています。Instagramご利用の方は、良かったらフォローよろしくお願い致します。