ヒンメリ・イタヤ馬・ほたるカゴを作ってみよう!
麦は、昔からとても身近な作物で、世界中の暮らしや文化の一部を支えてくれている作物です。
食べる部分は、パンや麦茶、ビールなどに。
痩せた土地でも育ち、根を深く張るため、畑の土を良くするのにも役に立ちます。
そして、長く伸びた茎は、世界各地の民芸品の材料に使われました。
フィンランドのヒンメリが有名ですね。
ヒンメリの他にも、クリスマスのオーナメントや、麦わら帽子、ザルやカゴなどが、世界各地で作られています。
日本にも、麦わら細工の文化が幾つもあり、工芸品として技術が受け継がれているものから、庶民の楽しみとして作り続けられてきたものまで、たくさんの活用の仕方があります。
今回は、収穫後のライ麦をまるごと使って、
・ほたるカゴ(らせん状の編みカゴ)
・ヒンメリ
・馬のオーナメント(別名:イタヤ馬)
などを作ります。(麦の茎から葉っぱをはがす所からやります)
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穂は、もちろん食用に。
根は、畑の土の改良に。
茎の先端の細くなっていく部分は、ほたるカゴに。
茎の中ほどの、細いストロー部分は、ヒンメリに。
少し太めのストローは、イタヤ馬に。
残りの部分は、鶏小屋の敷き藁にしたり、畑に還して肥やしにします。
余すところなく、暮らしの役に立ってくれる麦を、一緒に楽しみましょう!
※この講座はオンラインではありません。主催者側でも出来る限りの配慮を行いますが、参加者の方も、体調管理やマスクの着用など、ご協力をお願い致します。※
講座の詳細
日にち:
2021/3/13(土)
時間:
13:00~16:00(進行状況によって終了時間の前後あり)
参加費:
・1,500円(ドリンク代・材料費)
・持ち寄りおやつ1品
持ち寄りおやつは、集まった分をみんなで分け合うので、人数分なくても大丈夫です。もちろん、手作りでなくても全く問題ありません。
持ち物:
・マスク
・ハサミ
・汚れてもいいタオル
・汚れてもいい服装またはエプロンなど
ヒンメリを作りたい人は
・定規(15cm程度でOK)
・針2本(細い針で6cm以上あると便利)
・糸(とりあえずあるものでOK)
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作れるもの
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・ほたるカゴ(らせん状の編みカゴ)
・ヒンメリ
・馬のオーナメント(別名:イタヤ馬)
時間内に全てを作ることはできないかもしれないので、お好みのものだけ作ってもらってもOKです。
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※重要※
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一緒にものづくりを行いますが、作り方をお伝えするのは、麦わら細工のプロではありません!
なので、高いレベルの技術や指導を求める方向きの会ではありません。
持ち寄りおやつを食べながら、麦をまるごと使って楽しむことが趣旨です。
麦わら細工をやってみたかったという方の最初のキッカケの場として、または、人と一緒にものづくりを楽しみたい方向きの会です。